
近年、Instagramを使って観光地やお出かけスポットを決める人が増えてきている中、地域のPRのために全国各地の市区町村や観光地でもInstagramを活用するところが増えてきています。
しかし、地方自治体のInstagram運用の現状は「どのようなアカウント設計をすればいいかわからない」「投稿の具体的なアイデアが思いつかない」など不安を抱いている方が多いのではないでしょうか?
本記事では地方自治体において地域の観光客増加や認知度向上のためにInstagramを上手く活用しているアカウントを厳選して紹介しています。他社の成功事例を知ることで、具体的な運用イメージが湧くだけではなく、成果につながるアカウントを育てることができます!
地方自治体のアカウント運用にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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アカウント運用を成功させるためには運用目的や業界ごとに、方針やKPIが異なるということを前提知識として持っておく必要があります。
その上で自身のアカウントに最適な戦略や施策を設定しましょう。
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近年、ユーザーが観光地やお出かけスポットに行くときはInstagramを使って選ぶことが多くなってきています。
実際に「Instagram を旅の参考にしたことがある?」というアンケートでは、60%以上の人が「参考にしている」と回答しています。

旅の参考にInstagramを活用している人はアンケート回答者のうち半数以上より引用
これまでは観光地やお出かけスポットを選ぶ際、ガイドブックやGoogle検索を活用するのが一般的だったのではないでしょうか。SNSの登場により、ユーザーにとって写真映えする場所の情報やリアルタイム性・信ぴょう性のある場所の情報のニーズが高まりInstagramが活用されるようになったと考えられます。
話題になっている場所やイベント・グルメ情報
イベントやお祭りなどの開催情報(開催の有無・現地の天候・駐車場・参加方法・支払い方法など)
観光スポットの現地情報(現地の天候・入場の有無・駐車場・支払い方法など)
ユーザーが観光地やお出かけスポットを選ぶ際、Instagramの検索方法は行きたい場所が決まっているか、決まっていないかというシチュエーションによって主に3つあります。
ハッシュタグ検索
ユーザーが観光地やお出かけスポットを探す時は、ハッシュタグを活用しています。気になる観光地の名前(#東京#横浜 )はもちろん目的に応じたハッシュタグの組み合わせ(#子連れ旅 #横浜イベント)をすることで行き先を決めています。
例)ハッシュタグ+地域名という検索方法
#東京 #横浜
その地域の情報を網羅的に集めたい時に活用します。
この検索方法は行きたい場所が決まっている場合、地域情報を効率的集めることができるので行きたい地域の雰囲気や人気スポットの情報などを一気に見て選びたいという時に便利です。
例)ハッシュタグ+地域名+目的という検索方法
#東京子連れスポット #横浜女子旅 #福岡おでかけ #渋谷グルメ
その地域にどのようなシチュエーションで行くかに合わせて使うことができます。
女子旅で行くのか、子連れで行くのかでは得たい情報も変わってきます。目的別で絞って検索をすることで現地に到着した際の移動や滞在時間をより快適に過ごせるようにしています。
地図検索機能
地図検索機能は、近隣の人気スポットを地図上に表示してくれる機能です。人気スポットでどのような口コミがされているか一目でわかり、訪れた地域で行きたい場所、食べたいものを調べたい場合に便利な機能です。
▼地図検索機能マークと地図検索の画面
Instagramアプリの虫眼鏡マークを押すと右上にピンマークがあります。
これが地図検索機能です。

現在地周辺にある人気スポットが表示されています。それぞれのスポットでユーザーが投稿した写真や口コミを確認するのも簡単です。

※ただし、この地図検索機能に表示されるためにはユーザー側がそのスポットの投稿をする際に「現在地情報」を必ず設定する必要があります。
インスタグラマーやイベント情報発信アカウントからの検索
行きたい場所がまだ決まっていないという場合は地域の魅力やグルメの発信に特化したローカルアカウントをフォローして情報収集することができます。
下記画像のようにInstagramの検索欄に気になる地域名を入れるか、地域名+目的(子連れ+福岡など)を入れると関連するアカウントが出てきます。気に入ったアカウントをフォローしておくと受動的に様々な地域の情報を見ることができてとても便利です。

前述したようにユーザーがInstagramを使って観光地やお出かけスポットを探すようになったことで、自分たちが暮らす地域の魅力をInstagramを活用して発信する地方自治体も徐々に増えてきています。

データ参照元https://www.tama-100.or.jp/cmsfiles/contents/0000000/999/002.pdf
地方自治体がInstagramを活用するようになった理由としては、写真や動画を活用し地域への観光客の集客や認知度向上を比較的コストをかけずに実現できるためです。
Instagramは写真や動画を使って視覚的に魅力を伝えることができるSNSツールです。
まだ地元の人しか知らないような絶景スポットや、わざわざ足を運んででも食べたくなるような絶品グルメなどその地域ならではの情報を写真や動画を使って発信すれば、その地域に住む若者や地域外の人たちにも魅力を伝えることができ、地域活性に繋げるポテンシャルもあります。
地方自治体が地域のPRのためにPR動画やホームページ、冊子等を使って宣伝しようとすると数万〜数十万の費用が発生してしまいます。
一方、Instagramを使えば自分たちの地域を無料で手軽に発信することができ、うまく活用できればInstagramのユーザーからも「この場所に行ってみたい」「ここの◯◯を食べてみたい」と思ってもらい、観光地として選んでもらうことができるためコストパフォーマンスに優れています。
地方自治体はInstagramをどのように活用しているのか紹介します。
イベントやお祭りの情報を発信する
絶景スポットや特産品・グルメなどの地域の魅力を発信する
さらに地方自治体のInstagram運用では、主に3つのターゲットに分けてInstagramで発信する内容・投稿頻度を変えることがポイントです。
①その地域に住む人②日本国内の人③日本国外の海外の人です。
その地域に住む人
その地域に住む人たちは地域からの情報を活用して生活をしています。子育て世代であれば赤ちゃんと参加できる支援センターやそこで開催されるイベント情報、事業を営んでいる方であれば最新の助成金の情報などタイムリーな情報を求めている傾向があります。
投稿内容:イベントやセミナー、助成金などの地域に密着した情報
更新頻度:ほぼ毎日
日本国内の人
地域外の人たちは週末やお休みの時のお出かけスポット選びの情報を集めています。どんなイベントやお祭りがあるのか、みんながそこでどんなグルメを食べているのか、お出かけのルートを決めるためのガイドマップとしてInstagramを活用しています。
投稿内容:イベント、お祭り、グルメなどのお出かけお役立ち情報
更新頻度:週に1〜2回
海外の人
日本国外に住む海外の人たちはまだ知らない日本の景色や文化を集めています。日本の歴史や文化にまつわる投稿は反応がよく、海外の人が持つ日本のイメージを美しく切り取った写真は好まれる傾向があります。
投稿内容:日本の四季や世界遺産、お祭りなどの「日本」を感じられる和テイストな情報
更新頻度:週に1〜2回
オリジナルハッシュタグを作り地元の人などから写真を集める
フォロー&投稿キャンペーンを開催し地域の風景やイベントの投稿を集め写真展を開催する
「インスタ映え」を狙ったフォトスポットを設置する

運用の特徴
秋田市が開催している写真展に合わせてその会場である県・市立高校の学生にフォーカスした写真
市のイベントと共同で投稿のコンテンツを決めるという面白い企画
オリジナルハッシュタグ#findakitacityで集めた写真で秋田市の魅力を引き出す
運用の成果
フォロワー数1.4万人
オリジナルハッシュタグ#findakitacityは4.3万件

運用の特徴
リールをうまく活用して小田原市の認知度アップに貢献
リールには市長や市職員が積極的に登場し思わず見入ってしまうようなユーモア溢れる投稿
一見難しい内容になりがちな税金や市の取り組みをコンテンツにした面白い構成
運用の成果
フォロワー数1.5万人
リールのバズ投稿:再生数3.3万、いいね数908
オリジナルハッシュタグ#小田原のチカラは6.5万件

運用の特徴
週末のお出かけスポットの参考にしたくなるようなコンテンツが豊富
インスタグラマーアカウントのように写真のクオリティが高く、インスタ映えするスポットや食べ物の投稿で地域の魅力を若い世代に向けて発信
定期的に地元の写真を使ったフォロー&投稿キャンペーンを実施しUGCを多く生み出している
運用の成果
フォロワー数1.8万人
オリジナルハッシュタグ#堺歩きは3.2万件

運用の特徴
海外の方が見て行きたくなるような郡山市の美しい風景を投稿
写真のクオリティが絵画作品のような仕上がりで海外の人からの認知獲得を狙う
オリジナルハッシュタグ#mykoriyama広域圏をリポストしているので工数をかけず効率的に運用
運用の成果
フォロワー数8063人
オリジナルハッシュタグ#mykoriyama広域圏は2.6万件

運用の特徴
アカウント全体を多言語化して海外の方向けに振り切った設計
府中の歴史やグルメ、場所の紹介を英語と日本語両方で解説
海外観光客向けの府中のガイドツアーの様子を切り取り、府中を身近に感じてもらえるような内容
運用の成果
フォロワー数5196人

運用の特徴
前橋市の魅力的なスポットやグルメを写真を使って紹介
一見国内向けに見えるが、キャプションは海外の方向けに多言語対応(英語・韓国語・中国語2種類)
前橋市に訪れる海外観光客の層に合わせて投稿を多言語化することで幅広い国籍の方に認知してらもう狙い
運用の成果
フォロワー数1.3万人
オリジナルハッシュタグ#maebashi_tripは2.6万件

運用の特徴
人気番組をパロディにした「YOUは何しに古賀へ?」というコンテンツを作り古賀市の魅力を発信
古賀市のお出かけスポットやグルメ情報だけではなく古賀市での生活がイメージしやすくなるような多彩なコンテンツが豊富
「YouTube」チャンネルにも動線を作り、古賀市の情報をよりディープに知ってもらい移住先として検討してもらう狙い
運用の成果
フォロワー数2428人
特産品や観光スポットが豊富な地方自治体は、写真で魅力を伝えられるInstagramとの相性はぴったりです!
しかし地方自治体のInstagramを使った成功事例はまだまだ多いとは言えません。だからこそ観光客増加や認知度向上に成功しているアカウントから多く学び、積極的に自分たちのアカウントに取り入れていくことで求める成果に近づくことができます。
他のアカウントを分析するのはとても大変な作業ですが、その際SINIS for Instagramの競合アカウント分析機能を使うことで効率よく分析を行うことができますよ!
ぜひ、自分たちのアカウントで実践してみてくださいね。
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ブログでは、SINISの活用法はもちろん、
分析に関するTipsや各種調査結果などをお伝えしています。

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