
飲食店などの実店舗での販売ビジネスのSNS担当者様は、「どのようにInstagramのアカウントの設計すればいいのか」「Instagramの運用方針や成果測定をどうするべきか」などの疑問や課題があるのではないでしょうか。
この記事では、飲食店において実際にフォロワー獲得や実店舗への集客に繋がっているであろうアカウントを紹介し、成果やノウハウを紹介しています。自社のアカウントの設計や運用方針に是非参考にしてください。
※本記事は、編集部目線で非常に良い事例だと思ったアカウントを分析、考察しています。SINISで取得した情報を用いず、公開情報のみを紹介しています。事例に関しては、弊社でご支援しているアカウントではございません。
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アカウント運用を成功させるための前提として、他社の事例や見て同じような施策を取り入れたとしても、運用方針やKPIが大きく違う場合は有効活用することは難しいです。
下記図は、業界ごとのエンゲージメントやフォロワー数のバブルチャートです。
業界毎に特徴があるので、下記を参考に運用方針やKPI数値を設定しましょう。

例)アパレル(フォロワー多、エンゲージメント率低
フォロワー数:好きなブランドを気軽にフォローしやすいので、フォロワー数の中央値は高くな
エンゲージメント率:気軽にフォローできることでエンゲージメントしないアカウントや投稿があるので、エンゲージメント率の中央値が低くなる
例)ペット(フォロワー低、エンゲージメント率高
フォロワー数:ペットを好きな人は比較的限られるので、フォロワーの中央値は低くなる
エンゲージメント率:フォローはしないけどおすすめに出てきたら「いいね」でリアクションされやすいので、エンゲージメント率の中央値が高くなる
このようにフォロワー数やエンゲージメント率の目安というのは業界によって大きく変わりますしそれによって戦略や施策そして成果も大きく変わっていきます。上記を意識して運用を行っていきましょう。
飲食業界ではInstagramが積極的に活用されています。以前は飲食店を探す際にはGoogle検索が主流でしたが、最近ではInstagramなどのSNSを掛け合わせて活用するユーザーが増えているようです。
実際にユーザーが飲食店の情報を調べるときにどのSNSを使うか?というアンケートでは159人中125人が「Instagram」と回答し、最も多い結果となっています。
(【令和のSNS事情】飲食店利用時にどのSNSを使う?10〜20代159名に調査!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000069828.htmlより引用)
では、具体的にユーザーがどのようにInstagramを活用しているのか紹介します。
ユーザーが飲食店を探す際にGoogleだけでなくInstagramをはじめとしたSNSを活用するようになったのはリアルタイム性・信ぴょう性の高い情報を得たいからです。
話題になっている飲食店情報
飲食店の最新情報(新作メニュー、季節限定メニュー・営業時間、売り切れ情報など)
信頼できるユーザーの口コミ
口コミの数や内容
もちろんGoogleでも飲食店探しはできますが、営業時間や店内の様子、最新のメニューが更新されていなかったり、間違った情報が記載されているホームページが多く存在します。
行ってみたら閉店していた、店内の雰囲気が違ったなどのネガティブな体験につながったユーザーが増えているのではないでしょうか。リアルタイム性や信ぴょう性のない情報しか提供できていない場合は、機会損失を起こしている可能性もあります。
ではこのような情報を得るために、ユーザーはどのようにInstagramを活用しているのか説明していきます。ユーザーがInstagramを使う際に探す方法として主に3つあります。
ハッシュタグ検索、地図機能検索、グルメアカウントもしくはグルメ系インスタグラマーの投稿検索です。
ユーザーが飲食店を探す時は、ハッシュタグを活用しています。気になるお店はもちろん旅行先の美味しいお店などハッシュタグの後に組み合わせるワード次第で自分の知りたい情報を簡単に見つけることができます。
例)ハッシュタグ+地名+グルメというキーワードで検索をする方法
#浅草グルメ #大阪グルメ
その地域にあるグルメ情報を得たい時に活用します。
この検索方法は行きたい場所が決まっている場合、ジャンル問わず様々なグルメ情報を集めることができるのでとても便利です。
例)ハッシュタグ+地名+ジャンルで絞って検索をする方法
#パスタ #ラーメン #カフェ #イタリアン #和食
その地域にあるジャンルごとの飲食店に絞って検索をすることができます。
「今日はカフェに行きたい」「イタリアンを予約したい」など食べたいものが決まってる場合はかなり絞り込んで検索することができます。
例)ハッシュタグ+目的別シーン
#子連れランチ #記念日ディナー
飲食店を利用するシチュエーションに合わせて検索をすることができます。
子ども連れの場合や、会社の忘年会、大切な人との記念日など TPOに合わせて飲食店選びをする際に活用されています。
地図検索機能は、近隣の人気スポットを地図上に表示してくれる機能です。人気スポットでどのような口コミがされているか一目でわかり、行きたい場所、食べたいものを調べたい場合に便利な機能です。
▼地図検索機能マークと地図検索の画面
Instagramアプリの虫眼鏡マークを押すと右上にピンマークがあります。
これが地図検索機能です。

現在地周辺にある人気スポットが表示されています。それぞれのスポットでユーザーが投稿した写真や口コミを確認するのも簡単です。

※ただし、この地図検索機能に表示されるためにはユーザー側がそのスポットの投稿をする際に「現在地情報」を必ず設定する必要があります。
グルメ情報のみを投稿しているグルメアカウントや有名なグルメ系インスタグラマーのアカウントでは話題性の高いグルメ情報をいち早くキャッチすることができます。インスタ映えや、他の人がまだ知らない穴場情報を知りたい人はアカウントをフォローして最新情報を収集しています。
飲食店側もInstagramを積極的に活用しておりSNSを使って集客を行なっている飲食店のうち約6割がInstagramを選んでいます。
(飲食店の82.6%が集客にSNSを活用。最多は「インスタグラム」で店舗の認知に効果を実感https://www.inshokuten.com/foodist/article/6602/より引用)
では、具体的に飲食店がどのようにInstagramをマーケティング活用しているのか紹介します。
飲食店がInstagramを活用している背景には、無料で飲食店の訴求ができること、写真や動画を使った商品訴求と相性がいいことが挙げられます。
従来飲食店は予約サイトを使って宣伝・集客を行なっていましたが、利用の際には手数料が発生してしまいます。
それに対し、Instagramは無料で始められ、運用をしっかりと行えば宣伝・集客まで成果を見込めるためコストパフォーマンスが高く取り入れる企業が増加しています。
Instagramはおすすめの料理や店内の内装などを写真・動画を使って魅力的に伝えることができるため、ユーザーにお店の雰囲気やメニューのイメージをより具体的にしてもらいやすくなります。
Instagramはユーザーと双方のコミュニケーションが取れることが強みのSNSです。DMから直接問い合わせをもらえるのはもちろん、現在はアクションボタンから直接予約サイトに遷移させることもできます。
また、投稿へのエンゲージメントやUGC(口コミ)を見れば人気のメニューも一目瞭然です。
では、企業はどのようにInstagramを活用しているのか紹介します。
Instagram内で店舗を見つけてもらうところから来店に促すところまでInstagramで実施できます。
投稿にハッシュタグをつけ、ユーザーが検索をした際に見つけてもらえるようにする
アカウントの影響力が高いインフルエンサーの方へ依頼して、自社の商品やサービスをタグ付け、メンションして拡散してもらう
ユーザーが来店した際にInstagramで口コミ投稿をしてもらい、さらなる来店を促す
口コミ投稿を増やすためにインスタ映えのするメニュー開発や内装にする
また、来店の一歩手前の指標として予約がありますが予約にもつなげることができます。
プロフィール欄に予約サイトのURLを掲載して予約しやすい導線作りをする
コメントやDMを活用し、ユーザーが予約や問い合わせを気軽にしやすくしている
成功している企業は1つの施策を実践しているのではなく、様々な施策を自社の強みに合わせて実施しています。
では実際の事例を解説していきます。
ポイント
#居酒屋 #インスタ映えメニュー #ハッシュタグ活用 #UGC・口コミ

運用の特徴
お肉料理をメインとしたアカウントでお肉の断面の美しさとインスタ映えするビジュアルを意識
ユッケ寿司、うにく、ケーキ肉などインパクトのある肉料理が食べられるため人気
成果
フォロワー9665人
お店オリジナルハッシュタグ#とろにくが1856件
グルメアカウントやグルメ系インフルエンサーから多数掲載
ポイント
#カフェ #子連れ・わんちゃんOK #TPOに合わせた発信 #ハッシュタグ活用

運用の特徴
子連れやわんちゃん同伴でカフェを利用したい人に向けてメニューや店内設備、サービスを発信
子連れの外食で「こんなサービスあったらいいな」を実現しているため細やかな配慮が人気で、ママ会などでも利用
成果
フォロワー1295人
ポイント
#レストラン #インフルエンサー #インスタ映えメニュー #UGC・口コミ

運用の特徴
箱の中からお肉が出てくる豪華な演出が注目され人気
インフルエンサーマーケティングを活用して認知度を向上
成果
フォロワー1512人
インフルエンサーが数多く来店し拡散
ポイント
#ホテル #季節の最新情報 #インスタ映えメニュー #UGC・口コミ

運用の特徴
イベントごとに企画するアフタヌーンティーの特徴やおすすめスイーツを投稿で詳しく紹介
オリジナリティーあふれる個性的なアフタヌーンティーイベントを開催
成果
フォロワー2.4万人
ポイント
#パン #最新情報 #新作 #こだわりや世界観の発信

運用特徴
毎日「本日のおすすめパン」「新商品」などを盛り込んで発信をして来店促進
パンの美味しさ・こだわりをキャプションに記載して購入意欲が高まるよう工夫
成果
フォロワー6732人
ポイント
#筋肉 #コンセプト #インフルエンサー #豆知識コンテンツ

運用の特徴
筋肉に良い食材をメインに取り扱ったメニューの紹介
筋肉に関する豆知識をコンテンツとして発信して飲食利用時以外のアカウント価値を向上
成果
フォロワー3.3万人
インフルエンサーが数多く来店し拡散
飲食店業界は実際に来店したユーザーが「いいな」と思ったものを、投稿、拡散されやすい特徴があります。
まだ運用がうまくいっていない場合もユーザーが求める情報が揃っているか?一度情報を整理して自社のアカウントを見直してみてくださいね!ユーザーが求めている情報を整理するのは大変ですが、成功している他社の事例を分析して自社に落とし込むと成果につながりやすくなります。
その際SINISの競合アカウント分析機能を使うことで効率よく成功しているアカウントの分析を行うことができますよ!
早速、自社のアカウントで実践してみてください。
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ブログでは、SINISの活用法はもちろん、
分析に関するTipsや各種調査結果などをお伝えしています。

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