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SINIS for Instagra...

SINIS for Instagram活用法 フィード投稿の勝ちパターンの見つけ方

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  • フィード投稿は、投稿の仕方によってあらゆる役割を担います。 ブランドや商品を知ってもらう役割、商品の購買を促す役割、ファンを増やす役割など、Instagramの投稿形式の中では最も守備範囲が広い投稿形式です。

    一方で、さまざまな役割を担うからこそ「どんな投稿をしたらいいか」という悩みも付きものですよね。

    この記事ではそんなフィード投稿の永遠のお悩みを、SINIS for Instagramを使って紐解く方法をお伝えします。

    こんな方におすすめ

    • フィード投稿の分析方法が分からない方

    • どんなフィード投稿が伸びるのか分からない方

    • SINIS for Instagramをもっと使いこなしたい方

    【目次】

    フィード投稿の仕組みについて理解する

    Instagramを通じて購買行動を行う際に、フィード投稿はどんなシーンで閲覧されているでしょうか。ユーザーがどのような時にどのような目的でフィード投稿を見ているかを理解することで、どんな投稿をすべきかが見えてきます。

    下の図は、ユーザーがInstagramを通じて購買行動を行う際の流れをまとめたものです。一緒に整理してみましょう。

    発見〜購入・予約までのユーザーの行動パターン

    1. 「何かおもしろいものはないか」と暇つぶしでInstagramを開き、ホーム画面や発見タブ、リールタブをなんとなく眺める

    2. 興味のあるもの、気になるものがあれば後で見返すために「とりあえず」保存しておく

    3. 1と2の過程で何度も似たようなコンテンツに触れることで、「気になる!好き!」という気持ちが高まっていく

    4. 気になる商品の中でも「他はどうだろう?」といくつかのものを比較検討するようになっていく

    5. 実際に利用したことのある人の口コミを検索してリアルな反応をチェックする

    6. 自分でも使ってみたい気持ちと商品への信頼感が高まり商品を購入する

    7. 商品の使用感や感想を自分のアカウントでも発信して「リアルタイムで流行っているものを使用している自分」をさりげなく自慢する

    なんとなくInstagramをみている中で、商品やサービスに出会うフェーズ(認知)では「ホーム画面や発見タブでレコメンドされるフィード投稿」が閲覧されます。商品やサービスを利用してみたいと感じて調べてみるフェーズ(比較検討)では、「ハッシュタグ検索やこれまでに保存しておいたフィード投稿」に触れています。実際に利用した口コミを発信するフェーズ(ファン化)では、「使用感や満足度をフィード投稿で発信」します。

    このように、フィード投稿はどのフェーズにおいてもアプローチできる投稿形式です。 フェーズごとにどのような形でユーザーに閲覧されるかは異なりますので、各投稿がどのような目的で投稿するものなのか、どのような指標を見るべきなのかを整理して投稿しましょう。

    目的と指標の整理は次の章で行なっていきます。

    SINIS for Instagramを使ったフィード投稿の勝ちパターンの見つけ方

    勝ちパターンの定義

    まず、勝ちパターンの定義をすり合わせたいと思います。

    この記事でいう勝ちパターンとは、弊社が開発した「投稿を最適化するためのフレームワーク4P」の「Project(計画)」「Planning(企画)」「Production(制作)」「Post(投稿)」のそれぞれについて、どのように取り組んでいくべきか言語化され次にアクションが打てる状態になっていることと定義します。

    このフレームワークに沿って、それぞれでどんなことを考えるべきかを解説していきます。

    Project(計画)

    どんな目的で投稿をするのか?

    ここではあなたのアカウント状況に応じて、どのような目的で投稿をするのかを整理します。

    フィード投稿で見るべき指標:リーチ率

    フィード投稿の「リーチ率」を計算することであなたのアカウントの課題を見つけ出し、その課題に応じて投稿の目的を設定します。

    フィード投稿の「リーチ率」とは「フォロワーのうち、どれくらいのユーザーにフィード投稿を見てもらえているか」の基準となる指標です。 リーチ率が高ければ多くのフォロワーに投稿を見てもらえている可能性が高く、逆に低ければフォロワーに投稿を見てもらえていないということになります。

    ▼「リーチ率」の計算方法

    直近1ヶ月間で最もリーチ数が伸びたフィード投稿の「リーチ数」の値を、「フォロワー数」で割ることで求められます。

    (例)「リーチ数」が10,000で「フォロワー数」が30,000なら、「リーチ率」は33%

    SINIS for Instagramを使って「リーチ率」を計算する方法は図の通りです。

    ダッシュボード>フィード投稿>もっと見る>①〜④の手順に従って計算する

    ▼SINIS for Instagramを使った計算方法

    1. フィード投稿の「もっと見る」を押し、直近1ヶ月間の日付を指定

    2. 指標を「リーチ数」に設定

    3. 左上に出てきた投稿のリーチ数を分子にする

    4. アカウントサマリーのフォロワー数を分母にする

    ▼課題診断

    リーチ率が20%未満の場合

    課題は「フォロワーの質を高めること」です。フォロワーにエンゲージメントされず投稿が表示されなくなっているので、まずはフォロワーとの関係性を改善し、より多くのフォロワーに投稿を見てもらえるような状態を作りましょう。

    「リーチ率」が20%以上の場合

    課題は「フォロワーの数を増やすこと」です。フォロワーからエンゲージメントされフォロワー以外にも投稿が表示されているので、フォロワーを含め、どれだけ多くのユーザーに投稿を見てもらえるかを考えて投稿を最適化していきましょう。

    ▼課題に応じた投稿の目的設定

    リーチ率が20%未満の場合

    投稿の目的は「フォロワーの質を高めること」です。

    まずはフォロワーが喜んでくれるような投稿をしてエンゲージメントをしっかり獲得しましょう。

    特に、フォロワー(ファン)は投稿に対して「いいね」をしてくれるような傾向があります。よって、エンゲージメントの中で「いいね数」の比率が高くなるような投稿を目指しましょう。

    リーチ率が20%以上

    投稿の目的は「フォロワーの数を増やすこと」です。

    フォロワー以外へのリーチを伸ばしてアカウントを認知してもらいましょう。

    フォロワーでないユーザーは、投稿内容が「おもしろい」「有益か」という観点で投稿を「保存」する傾向があります。よって、エンゲージメントの中で「保存数」の比率が高くなるような投稿を目指しましょう。

    どのくらい投稿するのか?

    良いコンテンツをたくさん投稿すればユーザーに見てもらえるチャンスが増えます。しかし社内リソースは限られており、無限に投稿できるわけではありませんよね。

    ここでは、あなたが運用するアカウントにとっての最適な投稿頻度を決める方法を3つご紹介します。

    ①サキダチラボの調査データを参考にする

    ②自分のアカウントのデータから導く

    ③競合アカウントのデータから導く

    ①サキダチラボの調査データを参考にする

    テテマーチ株式会社ではサキダチラボという研究機関を建て、これまで蓄積してきたSNSのデータやコンサルティングの知見を活かしてSNSの実利貢献調査やアルゴリズム調査を行なっています。

    このサキダチラボが弊社のInstagram分析ツール「SINIS for Instagram」に連携されている60000アカウント以上のデータをもとに調査を行ったところ、フィード投稿は月30投稿または60投稿(1日に1〜2投稿)したときにリーチ数が伸びやすいことがわかりました。

    リソースが十分にある方は参考にしてみてください。

    ②自分のアカウントのデータから導く

    SINIS for Instagramを活用して、「投稿数を増やすこと」と「リーチ数やフォロワー数が伸びること」の相関性を分析することができます。

    ▼相関分析機能を使った分析

    投稿数が多い月を見ると、11月13日のフィード投稿のリーチ数(薄水色の線)が伸びた直後からアカウントリーチ数(濃い青線)が伸び、その直後からフォロワー数(緑の斜め線)が伸びています。つまり、フィード投稿のリーチ数が伸びたことによってフォロワー数が増加した可能性が高いです。
    一方で、投稿数(緑の縦線)を増やした11月9日以降でフォロワー数やアカウントリーチ数は伸びておらず、投稿数とフォロワー数やアカウントリーチ数の相関は認められません。

    投稿数が少ない月を見ると、3月2日、3日にフィード投稿のリーチ数、アカウントリーチ数が伸びた直後にフォロワー数の伸び率が高くなっています。その後も安定的にリーチ数、アカウントリーチ数が獲得できていることによってフォロワー数がゆるやかに伸び、結果的に投稿数が多い月よりも少ない月の方がフォロワー数の伸びが大きくなりました。

    この結果から、しっかりとリーチ数が獲得できるような投稿ができれば、投稿数は2日〜3日に1回でも問題ないと言えます。

    ▼期間比較機能を使った分析

    1. 「フィード投稿数」が少ない月(2020年3月)の方が「フィード投稿数」が多い月(2019年11月)よりも「フォロワー純増数」が多い

    2. 「フィード投稿数」が少ない月(2020年3月)はフィード投稿の「(1投稿あたりの)平均いいね数」「(1投稿あたりの)平均保存数」が高く、ユーザーにしっかりエンゲージメントされる投稿ができている

    この2つの事項から、エンゲージメントが獲得できる投稿ができればフィード投稿は2日〜3日に1回程度でも問題ないと言えます。

    ③競合アカウントのデータから導く

    SINIS for Instagramの競合アカウント分析機能では、自身で登録した競合アカウントの投稿数やフォロワー数の増減を自動で集計できます。

    競合アカウントが「何投稿したことによってどのくらいフォロワーが伸びているのか」を確認できるため、「フォロワーを◯人増やすには何投稿必要か」を見積もることが可能です。

    アカウントの業界やアカウントの規模によってフォロワー数の伸び方は異なりますので、同業界・同規模のアカウントをベンチマークにすることをおすすめします。

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    Planning(企画)

    どんな投稿にする?

    ここでは「どんな投稿がユーザーに喜んでもらえるのか?なぜ喜んでくれるのか?」を考えていきます。ユーザーに喜んでもらい、エンゲージメントされなければ投稿は伸びません。

    過去の投稿を分析し、「こんな投稿をすればこんな理由でユーザーが喜んでくれる」というパターンを見つけていきましょう。

    ▼SINIS for Instagramを使って過去の投稿を並べ替える

    ある指標で投稿を良かった順、悪かった順に並べ替えることで、ユーザーに喜んでもらえる投稿の傾向を見つけることができます。

    ここでは、リーチ率が20%以下で「フォロワーの質」を高めていくことを目標とする場合の例を紹介します。

    「フォロワーの質を高めていくこと」が目標の方はフィード投稿の「いいね数」を改善していきましょうということをお伝えしました。 よって、投稿を「いいね数」で良かった順、悪かった順で並べ替えます。

    いいね数が多かったのは「ライフハック系」の投稿でした。その中でも「言われてみれば困っていた」というお悩みを「ワンステップ」で解決する投稿は特に伸びる傾向があることがわかります。

    一方でいいね数が伸びなかったのは、複数のステップがあるライフハックや場合分けされたライフハックでした。これらの投稿はユーザーにとって実践ハードルが高いのではないかと推測できます。

    ▼SINIS for Instagramを使って過去の投稿をマトリクスで分類する

    「リーチとエンゲージメントの関係」の機能を活用すると、リーチ数とエンゲージメント率を掛け合わせて視覚的に投稿を分析することができます。

    リーチ率20%未満:フォロワーの質を高める場合

    エンゲージメントを高める必要があるので、エンゲージメント率の高い投稿(画像オレンジ枠内)の投稿はどんな共通点があるのかを分析しましょう。

    リーチ率20%以上:フォロワーの数を増やす場合

    発見タブやハッシュタグの人気投稿に載ることを目指すので、リーチ数が伸びている投稿(画像黄色枠内)の投稿はどんな共通点があるのかを分析しましょう。

    考察する時のポイント

    ユーザーの感情まで読み取って、伸びている要因、伸びていない要因をもう一段深ぼると解決策が考えやすくなります。

    例えば、いいね数が多かった投稿の要因分析で

    • ライフハックコンテンツが人気

    • やり方が簡単だった

    という考察をしたとします。

    この考察に対して考えられるネクストアクションは

    • やり方が簡単なライフハックを発信する

    といった内容にとどまるでしょう。このネクストアクションでは、次にどのような投稿を作ればいいかピンとこないですよね。

    では、いいね数が多かった投稿の要因を次のように考察した場合はどうでしょうか。

    • 「言われてみれば困っていた」というお悩みを「〇〇するだけ」のワンステップで解決することで、ユーザーは「おみごと!やってみたい!」という感情が湧いている

    この考察に対して次のようなネクストアクションを考えることができます。

    • ストーリーズでアンケートを取り、困りごとを調査してワンステップで解決するハックを配信する

    このように、ユーザーがどんな投稿を見た時にどんな感情になっているのかまで考察することで、次のアクションが具体的なものになります。

    Production(制作)

    どうやって作る?

    弊社が独自で開発した「ユーザーがSNS投稿を発見してから利用するまでの流れ」をまとめたフレームワーク「AIOEU」使って投稿を設計していきましょう。

    Attention(注意):投稿を目にした瞬間に注意を引かれるか

    Interest(関心):投稿に興味・関心を持ってもらえるか

    Observation(滞在):投稿をもっと見たいと思ってもらい、滞在時間を伸ばせるか

    Engage(反応):いいね、保存、コメント、シェアなどを獲得できるか

    Use(利用):その投稿をどこかで利用・活用できるか

    ここで、伸びている投稿を「AIOEU」にあてはめてみましょう。

    Attention(注意):表紙で『「コレ」って何?』という注意を引く

    Interest(関心):悩みに対する共感を得るパートを設けて関心を高める

    Observation(滞在):「コレ」の正体のみを明かす。この時点ではやり方を明かさないことで滞在時間を伸ばす

    Engage(反応):複数のメリットを紹介していいねを獲得する

    Use(利用):保存して後から見返してもらえるようにアクションを促す

    投稿のエンゲージメントやリーチが伸び悩む場合、このどこかでユーザーが離脱している可能性が高いです。

    上記のようにAIOEUにあてはめ、伸びている投稿の共通点をみつけて投稿を最適化しましょう。

    Post(投稿)

    いつ投稿する?

    最後に自身のアカウントの最適な投稿タイミングを決める方法を紹介します。

    ①サキダチラボの調査データを参考にする

    ②自分のアカウントのデータから導く

    ①サキダチラボの調査データを参考にする

    前章でも紹介したサキダチラボの調査によると、フィード投稿のリーチ数が伸びやすいタイミングは以下の通りでした。

    • リーチ数が伸びやすい時間帯:6時 / 12時 / 21時

    • リーチ数が伸びやすい曜日:水曜日 / 日曜日

    ②自分のアカウントのデータから導く

    SINIS for Instagramの並べ替え機能を活用すると、伸びている投稿の「投稿時間」の傾向が簡単にわかります。

    リーチ率に応じて以下のような指標で並べ替え、「投稿時間」の傾向を探りましょう。

    リーチ率20%未満の場合

    いいね数、保存数、エンゲージメント数

    リーチ率20%以上の場合

    リーチ数、保存数

    最も大事なのはユーザーの行動や感情を想定すること

    投稿時間や曜日はInstagramのアルゴリズムの要素の一つに過ぎません。

    「Post(投稿)」において最も重要なことは、ユーザーの生活シーンやそのときの行動・感情を具体的にイメージして最適なタイミングで投稿することです。

    • この時間帯であれば、こういう行動をしているだろうな

    • そのときにはこんな感情になっているだろうな

    • であれば、こんな投稿が求められているに違いない

    ということを想像して、「その時間にその投稿をする意味」を考えて発信しましょう。

    ハッシュタグはどのくらいつけるのか

    ハッシュタグは「多ければ多いほど良い」「30個必ず付けなければいけない」というわけではありません。

    上記はサキダチラボの調査データで、ハッシュタグの個数とリーチ数の関係を表したグラフですがハッシュタグが2〜6個の際にリーチ数が伸びている傾向にあります。

    ただし、ハッシュタグの数を無理に減らなければならないというわけではありません。関係のないハッシュタグを無理につけるのではなく、投稿内容に関係のあるハッシュタグを必要なだけ付けるようにしましょう。

    まとめ

    投稿を最適化するためのフレームワーク「4P」で勝ちパターンを見つける

    最後に、勝ちパターンについておさらいしましょう。

    • Project(計画):リーチ率20%を基準として、アカウントの課題を明確にする

    • Planning(企画:過去に伸びた指標を分析して、伸びる投稿のパターンを見つける

    • Production(制作):AIOEU:注意、関心、滞在、反応、利用を使って投稿を設計する

    • Post(投稿):ユーザーの生活シーンを想像し、投稿時間やハッシュタグを調整する

    SINIS for Instagramを活用すれば効率アップ!

    この記事を読んで「勉強になった」と感じてくださった方は、ぜひ実務に活かしていただきたいです。

    アカウント運用担当者のみなさんは「リソースがひっ迫していて分析に割く時間がない…」と感じられている方も多いと思います。それでも、アカウントを運用して成果を出すためには分析は絶対に必要です。

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